新型コロナで消えた外国人観光客はどれくらい戻ってくるのでしようか?あすから、外国人観光客受け入れのための手続きが、約2年ぶりに条件付きで再開されます。この地方の観光地からは、にぎわいが戻ることを期待する声が聞かれました。
約2年ぶりのインバウンド再開。
「我ら名古屋城にて待っておるぞ、いつでも遊びに来てちょ!」(名古屋おもてなし武将隊 加藤清正)
愛知県屈指の観光地「名古屋城」。コロナ前は、毎年200万人以上の観光客が訪れていました。
「コロナ前は年間35万人を超える外国人のお客さんがきていた。インバウンドに期待しています」(名古屋城総合事務所 籠原一誠さん)
あすから、添乗員付きのパッケージツアー限定で、外国人観光客向けの入国ビザの申請受け付けが始まります。対象地域は、感染リスクが低いとされる世界98の国々です。
土産物店では、受け入れ再開に向けて準備が進められていました。
「日本語だけじゃなくてたくさんの国の言葉が飛び交うような売店だったので期待しています」(名古屋城「正門横売店) 内田正八店長)
外国人観光客に人気のコーナーが…
「マグネットとか金シャチの置物ですね。あとは絵皿とか和柄の商品がよく売れていた感じです」(内田正八店長)
1体の6万円の「陶器の金シャチ」。コロナ前は外国人観光客に人気の商品でした。
「(この2年は)日本のお客さんに合った商品が増えた、そういったものが増えた。(今後は)いろんなお客さまに対応できるようにしていきたい」(内田正八店長)
政府はおととい、旅行会社やツアー参加者が守るべきガイドラインを公表。マスクの着用や消毒など、感染対策の徹底を求めています。
「国が違えば文化も異なり、コロナ対応も違ってくる。マスクなどでトラブルにならないように十分な配慮していきたい」(名古屋城総合事務所 籠原一誠さん)
名古屋城では現在、政府の方針に従い、屋外では、会話をほとんど行わない場合などは、マスクの着用を求めていません。
ただ「本丸御殿」などの屋内施設では、マスクの着用を求めていて、持っていない人には、配る対応を行っています。
「外国はマスク外す文化が根付いているので、それでまた増えてこないかなという心配はある」(観光客)
「どこもちゃんと検温とかもしてますし消毒も置いてあるし、全然大丈夫じゃないかと思いますね」(観光客)
「多くの民がこの名古屋城に集うというのは嬉しい限りである。しかしながら国ごとに各々の規則というものがあるわな。それに関しては日本の規則をしかと守って我らのおもてなしを受けて名古屋城に遊びに来てほしいとわしは思う」(名古屋おもてなし武将隊 加藤清正)
「おもてなし武将隊」も、感染対策の徹底を呼び掛けています。
インバウンドにインバウンドに期待する声はこちらからも。
「コロナ前は外国の人ばっかりでにぎわっていたので、あんな様子がまた見られるかなとう期待もあります」(朝市の出店者)
コロナ禍前の2019年には年間60万人を超える外国人観光客が訪れていた岐阜県の高山市。5月27日には、市内で実証ツアーが行われ、外国から訪れる人たちへの準備を整えてきました。
「マナー守っていただければみんな安心して買い物できるかなと思います」(朝市の出店者)
こちらのお店は朝市で本格エスプレッソが飲めると外国人観光客に人気でした。
いま、力をいれて準備していることを聞くと。
「しばらく英語をしゃべっていないから忘れた英語を取り戻すくらい」(朝市の出店者)
いつ外国からの観光客が訪ねてきてもいいようにと英語の説明表記を準備するお店も増えてきました。
去年7月に開業したホテル。海外からの観光客をターゲットにしており、期待が膨らみます。
「ヨーロッパやアジアなどいろんな国からの問い合わせが増えています」「ホテルとして期待するよりも飛騨高山を活性化させていくという意味でもかなり期待しています」(ホテルアラウンド高山ホテルマネージャー 後藤孝浩さん)
(6月9日 15:40~放送 メ~テレ『アップ!』より)
動画コメント
名古屋城はさっさと木造復元しないと観光客から敬遠されますぞ。当たり前だが木造復元にエレベーターはいらない。
国民はインバウンドの再開を期待していない。財界と観光業界だけだ!
財界と観光業界に関係のない日本人ってニートか?それこそ我が国のお荷物。
加藤清正さんのマスクかっけえ( ´罒`)