“コロナ禍”2度目のゴールデンウイーク 書き入れ時を前に観光地の苦境続く (21/04/14 21:10)

北海道

まもなくコロナ禍の中で迎える2度目のゴールデンウイークがやってきます。大阪や首都圏で感染者が増加。札幌市の外出自粛も延長の見通しです。北海道内の観光地の現状は?

 新崎 真倫 記者:「札幌中心部は人が徐々に戻りつつあります。しかし観光名所の札幌市時計台は、ほとんど人がみられません」

 札幌の観光名所、札幌市時計台。2020年10月には5割以上人出が戻るなど回復をみせていました。しかし、2021年4月に入ってからは、例年と比べ8割減になっているといいます。

 九州から来た人:「子どもの新入学の手続きがあったので来た。どこにいても感染対策は一緒なので。そんなことを言ってたら動けない」

 東京から来た人:「日本語学校の卒業後は帰国するつもりだったが、もう1回旅行したくなりそれなら北海道が良いと思った。インターネットで調べると、感染者が少ないから」 

 北海道美瑛町にある「青い池」。雪解け水が流れ込むこの時期は、グリーンブルーの水面が楽しめる人気観光地の1つです。     

 札幌市からの観光客:「きれいですね」    

 札幌市からの観光客:「深みのある色」   

 2020年のゴールデンウイークは緊急事態宣言下で閉鎖していました。密にならない屋外の観光スポットの人気が高まっている中、2021年は混雑も予想され、町では注意を呼び掛けています。     

 美瑛町 商工観光交流課 高橋 輝さん:「ソーシャルディスタンスなどに気を使いながらご覧いただきたい」

 長引く外出自粛や、GoToトラベルの停止は北海道内の観光地に影を落としています。

 上杉 幸生 記者:「層雲峡温泉の中心部です。メインの通りを見ても人の姿は確認できず、かなりさびしい状況となっています」

 北海道上川町の層雲峡温泉。ゴールデンウイークを前に厳しい状況が続いています。      

 ホテル大雪 大西 稔 総支配人:「創業67年目になるが、ここまで客が入らない状況が長く続くのは初めての経験」 

 約100種類のビュッフェが人気の「ホテル大雪」では、新型コロナウイルスの影響で宿泊者が激減。

 2021年4月に入って6日間しか営業しておらず、4月14日現在も休業しています。
 2019年4月は月間7000人以上が宿泊していましたが、2020年4月は10分の1の700人あまりに。2021年も1830人にとどまり、ゴールデンウイーク中の予約も、多い日で4割ほどです。

 ホテル大雪 大西 稔 総支配人:「インバウンドや本州からの客が動いていないので厳しい」

 4月17日に営業を再開しますが予約が好調な部屋もあります。客室に露天風呂がついた10室限定の特別室「雪花」です。大浴場で他の人と一緒にならなくて済むことなどが人気の理由です。

 ホテル大雪 大西 稔 総支配人:「ワクチンが浸透し、安全に出かけられることを願っている。状況の改善が少しでも早くなることを願って客を迎えたい」

 コロナ禍の2度目のゴールデンウイーク。観光地の苦悩は続きます。

動画コメント

グレートレイワマン

来年になったら3回目って言うんだろきっと

ナンナンナンダヨーン!

普通は描き入れ時?では?国はなんだか?おかしかないか?国が県や都や府を潰しにかかっているみたい!